自動車・機械では、完成車メーカーを2社ずつ比べています。年収はどれも高く見えますが、月の残業と平均勤続が違うと、時給と生涯の手取りの順番は揃いません。
先に見るのは時給と残業
最初に見るのは真・実質時給と月平均残業です。その次に平均勤続を見て、生涯の手取りが逆になっていないかを確認します。平均年齢が4歳違うだけで、年収の上下の意味が変わります。若い側の年収が高いなら、昇給が早いのか、人が若いだけなのか、表だけでは分かりません。本文ではその両方を書いています。
いま出ている数字
実質時給は日産が3,453円、ホンダは3,100円です。差は353円で、日産の月平均残業20.3時間に対しホンダは28.0時間です。同じペアの生涯の手取りはホンダが上で、2億2,800万円と1億5,971万2,992円です。平均勤続はホンダ19.5年、日産14.7年です。
差が大きいペアは生涯手取りはホンダが三菱自動車より9,080万円多いです。トヨタとスバルの時給は、トヨタの実質時給はスバルより622円高いに表と根拠があります。
平均に入らないこと
完成車の全社平均は、工場、販売、開発が混ざった数字です。EVや自動運転の開発は、平均より残業が偏ることがあります。中途とプロパーで評価の出方も違います。表の時給は「その会社の全員がこの時給」という意味ではありません。部署を決める前に、会社全体の平均として見る数字です。
下の一覧が、このカテゴリの比較です。タイトルの金額や時給は、各記事の表から取った差です。
数値は有価証券報告書などの公開資料からの推計です。投資助言や、特定の会社への転職の推奨ではありません。運営は合同会社デルタクラフトです。